KYOTO * 通訳

an interpreter in Kyoto:京都にて、駆け出し通訳者の日々。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『千年の一滴 だし しょうゆ』

やっと京都にもやってきたドキュメンタリー映画『千年の一滴 だし しょうゆ』を観ました。 他の地域でもそうだったのか、京都ならではだったのかはわかりませんが、京都ではこの映画は連日満席&立ち見だったということで、私も長い列に並び、立ち見でようや…

映画で「株」の世界へ♪

このシルバーウィークは普段なかなかできない色々に加え、通訳修行の一環のつもりで、娯楽も兼ねつつ、一本DVDで映画を観ました。 今学期の課題の一つに掲げている「金融」の世界。 今回は、自分で株に手を出すことなく、シルバーウィーク後半に映画鑑賞の欲…

高校生・大学生、いや みんなにおすすめ『通訳をめざす人へ』

通訳関連本の中には、技術訓練のためのいわゆる「通訳教本」もあれば、通訳の仕事について紹介する「教養本」もあれば、通訳の営みを学問の立場から解釈する「研究書」、さらに「歴史書」もあるわけですが、共通してどの分野にも、通訳の仕事をいきいきと描…

京都の名水

I've been getting water from a spring lately. Nashinoki Shrine, located just east of the Imperial Palace, is known for its famous spring and pure water called "Somei." 京都でもすっかり秋の空気です。ちょっと忙しくしております。 その合間に最…

長井鞠子さんの語った「通訳者の資質」

通訳に関心がある方ならすでにご存知の方も多いと思いますが、著名な通訳者の長井鞠子氏が講演(2015年2月)の中で通訳者の資質について語っておれます。

通訳者の資質

大学院時代に受けた「通訳演習」の授業を教えてくださったI先生(現在も放送通訳の世界でご活躍中)が、私が通訳の仕事に関する質問をした際に 「あなたは好奇心旺盛だからきっと向いていると思うわよ」 と言ってくださいました。

経済英語入門『経済英語がよくわかる本』

学習目標に沿って、経済・金融・会計関連の理解と知識を深めるべく、最近は手元に4冊の経済関連の本を置いて、並行読みしています。 さらっと単語だけ読んで頭に入れる日用の薄いもの、じっくり本腰入れて読む日用のぶ厚いもの、気楽に楽しんでしまえという…

ピアニストと通訳者

さて、この二つの共通点はなんでしょう? 答えはこれ。 "It takes more than having two hands to be a good pianist. It takes more than knowing two languages to be a good interpreter."

私がブログを書く目的

私がブログを書く目的について、Profileに改めて付け足して、 こんなことを書きました。

通訳者のリテンション強化エクササイズ:記憶訳出

「通訳は逐次に始まり逐次に終わる」と言われるほど、逐次通訳は「通訳の基本」(簡単という意味ではなく)なのですが、これは逐次通訳においてなされる作業の流れの中に、「正確に理解して、それを他の言語で伝える」という通訳技術のエッセンスがよりはっ…

京都に復活 『檸檬』の丸善

Kyoto's legendary bookstore MARUZEN has come back! after ten year's absence. ...and this time with a basket for those who want to "leave a lemon" at the store. The bookstore is famous for its appearance in the novel Lemon by Motojiro Kajii…

日本の歴史・文化を英語で

先日のブログで、学習目標の語彙強化のところに「日本の歴史」関連の語彙を含めました。とりあえず当面は近現代史周りの単語を中心に、少しずつですが蓄積していこうと思っています。 実は歴史関連の語彙強化は、現在私が見込んでいる通常の通訳の仕事に直接…

京都のAKIMAHEN

What is Akimahen? Akimahen means "Do not" in Kyoto. Below is a list of "Don'ts" for travelers to Kyoto. Let's enjoy Kyoto... politely (^-^) 米旅行雑誌「トラベル+レジャー」の読者アンケートで「世界で最も訪れたい都市1位」に2年連続で選ばれた…

いつもエールをくれる本『通訳席から世界が見える』

新崎隆子著『通訳席から世界が見える』 私にとっては、通訳学校に通う前から今に至るまで、時折 ー特に元気のない時にー 開きたくなる本であり、読む度に何かしら心に響き、必ず励ましを与えてくれるのがこの本です。

通訳者の記憶力:リテンションについて②

通訳者にとっての「記憶」とは単なる暗記ではなく、「理解」であると前回の記事で書きました。今日はその続きです。

通訳者の記憶力:リテンションについて①

通訳訓練の基礎であり要でもあるリテンション(記憶保持, retention)について、いくつか引用しながら考察したいと思います。 通訳者にとってリテンション、つまり短期記憶の保持が大切であるとはよく言われることで、私も師匠が「やはりリテンションは大事…

2015年度3学期:目標と学習メニュー

「2015年度3学期」の目標および学習メニューは以下のように決め、やりながら必要があれば調整したいと思います。(さっそく一部修正済み。)

通訳トレーニングの“学期制”

優秀な通訳者になるための重要なファクターの一つはおそらく「努力の継続」ですよね。最近、以下の言葉にぐっときました。 人生の価値は「速さ」と「広さ」ではなく、「方向性」と「深さ」にあることを忘れない。