KYOTO * 通訳

an interpreter in Kyoto:京都にて、駆け出し通訳者の日々。

京都に復活 『檸檬』の丸善

Kyoto's legendary bookstore MARUZEN has come back! after ten year's absence. ...and this time with a basket for those who want to "leave a lemon" at the store. The bookstore is famous for its appearance in the novel Lemon by Motojiro Kajii. (It is one of the few books to have been translated into English.)

 

最近できた大型商業施設《京都BAL》。日本初上陸のDavid Otto Juiceなど、お洒落ショップが色々入っていて楽しいのですが、私としては京都最大級!の丸善が入ったことが最も嬉しいです。

世界的な傾向なのでしょうが、京都でもやっぱり書店は減少しています。京都大学の界隈でさえ、頼りになる書店は見当たりません。大学生が本を買わないので近年次々に潰れた、と地元の元書店経営者...。

 
私としては地元の書店や小さな書店も応援したくて意識的に色々探してきたのですが、今までどこの書店に行っても、特に洋書については品揃えの薄さがかなりジレンマでした...。
が、丸善、洋書7万冊。むふ、もうこれで大丈夫。。。
 
10年ぶりに京都の地に復活したこの丸善は、梶井基次郎の短編小説『檸檬』に登場することで有名で、今回も書店にレモンを置きたい人のためにかごが用意されています。私は本を買って、隣接のカフェで「檸檬ケーキ」を食べたいと思います。
 
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