KYOTO * 通訳

an interpreter in Kyoto:京都にて、駆け出し通訳者の日々。

プロ通訳者になる決意 (前編)

私にとって通訳者になりたいという思いは、長年、心に持ち続けてきたものでした。思い返せば、たぶん幼稚園ぐらいから...(笑)。

けれども色々な理由で、大学卒業後はまっすぐに通訳の道へは進まず、英語教員の職につき、社会に揉まれながら気がつけばあっと言う間に15年が経過していました。

若い世代と寄り添い、教育を通じて伝えたい "思い" があったのも事実で、一定の使命感をもって入った教員生活はそれなりに充実した日々でもあり、様々な出会いにも恵まれました。「教える」ことについては自分は向いているとも思います。今後も一部、教育現場に身を置きますし、教えることには何らかの形で関わっていきたいと思います。しかし一方で、特に年数が経つにつれて、心の中で「ここにずっといるべきではない」という思いがはっきりとしていきました。

アマチュアとしてのボランティア通訳は15年、社会人として戻った大学院で通訳翻訳学も学びました。

けれどそれでも、プロ通訳者への一歩を先延ばしにしていた私に次なるステップを与えて強力に後押ししてくれたのが、この京都の地であり、ここでの出会いでした。

というわけで、このブログは、遅ればせながらプロ通訳者への道をついに歩き始めたアラフォーな私の前進の記録になればいいなと思っています。

 

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