本・教材
先日ある場所で、通訳者が「通訳理論や研究なんてものは、現場で日々言葉と向き合う現役通訳者にとっては何の役にも立たない」と(やや憤慨さえしつつ)語るのを耳にしました。 果たして本当にそうでしょうか。
通訳関連本の中には、技術訓練のためのいわゆる「通訳教本」もあれば、通訳の仕事について紹介する「教養本」もあれば、通訳の営みを学問の立場から解釈する「研究書」、さらに「歴史書」もあるわけですが、共通してどの分野にも、通訳の仕事をいきいきと描…
学習目標に沿って、経済・金融・会計関連の理解と知識を深めるべく、最近は手元に4冊の経済関連の本を置いて、並行読みしています。 さらっと単語だけ読んで頭に入れる日用の薄いもの、じっくり本腰入れて読む日用のぶ厚いもの、気楽に楽しんでしまえという…
新崎隆子著『通訳席から世界が見える』 私にとっては、通訳学校に通う前から今に至るまで、時折 ー特に元気のない時にー 開きたくなる本であり、読む度に何かしら心に響き、必ず励ましを与えてくれるのがこの本です。